
サカモトデイズの登場キャラは、殺連・ORDER・X(スラー)一派・坂本商店・JCCの5つの組織に分けると、関係が整理できます。ただ、読者の声を集めると、「誰が敵で誰が味方か、ごっちゃになる」という声が、何度も出てきます。この記事では、文字と矢印だけの相関図を3つ作って、組織ごとの関係と、原作の巻・アニメの話数を紹介します。そのうえで、ファンが「この関係が好き」と語っている声と、2次元オタクの妄想も、少し加えました。原作280話までのネタバレを含みます。

サカモトデイズの組織別・相関図|5つの組織の関係
まずは、第1期から原作序盤の頃の関係です。主な組織は次の5つです。
- 殺連(日本殺し屋連盟):殺し屋の業界を取りまとめる組織。ORDERは、この殺連に直属する特務部隊です
- ORDER:殺連直属の特務部隊。南雲、神々廻、大佛、篁などがいます。坂本も、かつてはORDERの一員でした
- X(スラー)一派:殺連の解体をめざす勢力。首領のスラー(有月)と、強さで知られる楽などがいます。坂本に懸賞金をかけて、狙い続けます
- 坂本商店:元・最強の殺し屋の坂本が、家族と営む商店。シン、ルー、平助も、ここで一緒に戦います
- JCC:殺し屋を養成する機関。ORDERとは別の組織です。若き日の坂本・南雲・赤尾リオンの出身校で、第2期では、坂本とシンが潜入します
SNSの感想では、「商店メンバー以外は、誰が殺連で誰がスラーなのか分からないまま読んでいる」という声もありました。ほかの感想でも、「誰が敵で誰が味方か、ごっちゃになりそう」(20巻)、「敵も味方も総力戦」(25巻)という感想が見られます。分かりにくさは、読者の多くが感じていることのようです。この記事の相関図は、そんな迷子の人に向けて作りました。
ORDERのメンバーと、それぞれの関係
- 南雲:坂本の殺し屋時代の同期。変装の達人で、戦闘能力も高い
- 神々廻:関西弁の殺し屋。ネイルハンマーを使い、大佛とペアで動く
- 大佛:坂本がORDERを抜けたあとの新人。大きな電ノコを使う
- 篁:日本刀で、間合いに入るものを断ち切る。素性は謎
- 四ツ村暁:元殺連のナンバー2で、ORDERの立ち上げにも関わった人物。のちに失脚した
- キンダカ:ORDERを設立し、仕切る人物
- 京(カナグリ):映画監督の顔を持つ。JCC編では坂本と戦う
- 七夕・トーレス・牛頭・沖:新生殺連の側として、27〜28巻で坂本たちと戦います。護送車を襲ったり、南雲と戦ったりします
ORDERの推しポイント|読者はどこを好きになっている?
ORDERの人気は高く、読者の声が、いちばん熱いところです。
- 南雲:「ヘラヘラしているのに、精鋭部隊の殺し屋、というギャップが好み」(7巻の感想)。余裕のある態度と、真剣に戦うときの落差を挙げる声が多く、変装や多機能な武器を使う戦い方、軽口と冷静な頭脳も、好まれています。人気投票で最推しに入れた、生きていてほしい、という声も約8件ありました
- 神々廻:三白眼で怖い顔なのに、後輩の面倒見がよくて、情に厚い。玉ねぎ嫌いまで含めて好き、という声があります
- 大佛:華奢でおっとりしているのに、丸鋸を振り回す落差が好き、という声が約10件。「貞子みたい」「丸鋸の悪魔」「丸鋸ブンブン乙女」という呼ばれ方も、愛されています
- 篁:取れた中で、いちばん熱量が高い人物。「強い老人の魅力」を語る声が約30件で、「篁が面白さの8割だった」と言うファンもいます。篁が出てくる場面は、「トイレから出てくるところから、もうホラー」と語られています
X(スラー)一派のメンバーと、それぞれの関係
- スラー(有月):首領。公式では「殺連を解体し、新しい秩序を構築したい」人物。坂本・南雲・赤尾リオンの過去とも深く関わる
- 楽:スラーの組織のメンバー。一瞬で殺連の関東支部を半壊させたと紹介されている
- 熊埜御:磁力を使う殺し屋。15巻で、豹や平助と戦う
- 鹿島・勢羽:4巻で、ラボを舞台に、坂本商店の前に立ちはだかる。勢羽は、のちに坂本の側で戦う場面もあります
スラー一派では、勢羽夏生・真冬の兄弟推しが、SNSで約26件と目立ちました。スラーについては、リオンの過去が切ない、という声が約4件。楽は、「マイペースで遊び感覚の殺し」という性格と、声の演技が好き、という声が出ていました。10月には、公式がスラー一派のハロウィンの仮装ビジュアルを公開して、メディアが「X一派がハロウィン満喫中」と報じました。敵側なのに、日常の顔が見えることを楽しむファンもいます。
JCCの関係者と、そのほかの主な人物
- 佐藤田悦子:JCCの教師。若いころ、ORDERからスカウトされた過去がある
- 周:X(スラー)とつながる少年。10巻で、坂本と向き合う。第2期で、戸谷菊之介さんが声を担当する
- 四ツ村:第2期で追加キャストが発表された。12巻の京都で、神々廻と戦う
- 勢羽真冬:スラーに利用されていると知りながら、任務を遂行しようとした人物。17巻で、シンが説得する
JCCでは、佐藤田先生の人気が高く、「死んでも生徒を守る執念がかっこいい」という声が約5件ありました。誕生日に、最推しとして祝うファンもいます。虎丸の「坂本オタク」という設定も、「原作の虎丸がどストライク」と好まれています。
時点で変わる相関図|新生殺連ができたあとの関係
サカモトデイズの相関は、物語が進むと大きく変わります。ここがいちばん分かりにくい点です。原作24巻の公式の紹介では、銃の配布で日本中の秩序が崩れるなか、「新生殺連」としてX(スラー)一派と行動を共にするORDERの姿が描かれています。

- 新生殺連の側:スラー一派と、ORDERの一部(沖など)。27〜28巻では、刺客として坂本たちを襲います
- 坂本の側:坂本商店に加えて、ORDERの南雲・神々廻・大佛、JCCの周たちが合流します
同じORDERでも、スラーと行動を共にする人、スラーの首を狙う人、坂本の側に立つ人がいます。「ORDERは味方か敵か」は、時点によって答えが変わります。感想では、「ORDERとスラーが手を組んでも、チームとしてはまとまりがない」(23巻)という感想もあり、手を組んだ後の関係の微妙さが、読み応えになっているようです。原作280話の時点では、坂本と、坂本の人格を持つスラーが、映画スタジオで最終決戦をしています。
サカモトデイズ 坂本商店の相関図|家族と仲間

坂本商店の中心は、元・最強の殺し屋の坂本太郎です。妻の葵、娘の花と暮らしています。277話では、葵から「来年に二人目が生まれる」という報告がありました。
- 朝倉シン:坂本の元部下で、エスパー。坂本の店員になりました
- 陸少糖(ルー):元マフィアの店員。坂本とシンに助けられました
- 眞霜平助:跳弾を使うスナイパー。坂本商店の仲間です
坂本商店の「アットホームさ」を、読者はどう見ているか
- 坂本とシン:「シンを便利に使って……いや、可愛がっている。坂本家の一員になれてよかったね」(1巻の感想)。「テレパシーの指示で戦うのが、2人の強さと信頼を表している」(2巻)。「憧れではなく、隣に立つ相棒になりたいというシンの決意」(8巻)
- 平助とシン:「平助に『お前も結構バカなんだから』と言われるのは、最初は納得いかなかった。でも、素直に人を頼れる平助だから言える」(25巻)
- 花:襲ってきた殺し屋に、花が絆創膏を貼って、お礼を言われる場面(2巻)に、平和な安心感を覚えた、という声
- 葵:「家族でいちばん度胸がある」「坂本パパより、葵ママのほうが強い」という声。暴力禁止と夫を叱るギャップも、好まれています
- 商店そのもの:アニメ1話を見た人の冗談に、「最低賃金を下回りすぎていて、ブラック企業の坂本商店」という声がありました
戦いの最中でも、普段どおりに過ごしている一般人が出てくることも、坂本商店の空気をつくっています。「戦闘中でも普段どおりに過ごすモブが笑える」(約4件)という声もあります。
ORDERと殺連は同じ?JCCはORDERなの?|よくある疑問に答えます
- ORDERと殺連は同じ?:同じではありません。殺連は、殺し屋の業界を取りまとめる組織です。ORDERは、殺連に直属する特務部隊で、殺連の中の一部隊です
- JCCはORDERなの?:違います。JCCは、殺し屋を養成する機関です。ORDERのような部隊ではありません。ただし、ORDERにスカウトされる人もいます
- X(スラー)は殺連の一員?:もともとは、殺連の解体をめざす別の勢力です。ただし、原作の途中で「新生殺連」ができて、関係が変わります
- 坂本はORDERなの?:いまは違います。坂本は、かつてORDERの一員でしたが、抜けて、商店を営んでいます
相関図にない「関係」|ファンが語る、コンビと仲間
相関図の矢印では表せない関係を、ファンが言葉にしています。
神々廻と大佛|「ししおさ」と呼ばれる2人
ORDERの神々廻と大佛は、ファンの間で「ししおさ」と呼ばれています。SNSで見つけた約800件の投稿のうち、約150件がこの呼び名を含んでいて、絵や小説の話題が多いのが特徴です。呼び名の理由を語る声に、「2人の関係が形容できなさすぎて、愛を込めて『ししおさ』と呼んでいるだけで、カップルではない」というものがありました。
2人の距離感を描写する声も、たくさんあります。「大佛が神々廻の容体を確かめるときの手の添え方が美しい。大事なものを扱うような手。いっぽう神々廻は、信頼しているから顔を雑につかむ。普段の振る舞いからは逆かと思ったら、そうなんですよね」という声は、27件のいいねがつきました。「ギャグもエモもできる、おそろしい2人」「この2人の会話を一生浴びて生きたい」という声も見られます。
28巻の感想では、「上司と部下として相思相愛すぎるのが良かった」「神々廻の心の奥にある、大佛への思いが伝わった」という声がありました。アニメで初めて2人を見た人も、「コンビを見るとほっこりする。ORDERの絡みをもっと見たい」と語っています。
南雲・坂本・赤尾|JCC時代の3人
13巻から始まる過去編で、JCCの問題児だった3人の関係が描かれます。感想では、「3人の空気が学生時代のままで懐かしい」(19巻)という声がありました。「有月を殺せと言われて、南雲がためらうのは、3人でいるのが楽しかったからだと思うと泣ける」という声も、19巻にあります。14巻の感想には、「お互いを信頼しているのが伝わる」という声がありました。
【ここから妄想】相関図を、別の目で見たら
ここからは、公式とは関係のない、ファンと2次元オタクの妄想の時間です。
- 相関図を「坂本商店のチェーン図」にたとえたら:SNSに、最終回の予想を書いた人がいました。坂本商店の月例店長会議で、売り上げグラフが1店だけ爆売れ。ニヤけながら煽る3号店店長の南雲に、CEO兼1号店店長の坂本がキレて、2号店店長のシンを、イメージで殺して「なんでオレ?」で終わる、という内容です。20巻の感想にも、「殺し屋たちが店員になっている最終回は、シュールで見てみたい」という声がありました。「殺連の株価が大暴落」というセリフに、「上場しているの?」と二度見した、という声もあり、組織を会社のように見るファンは、意外に多いようです
- 南雲は、神々廻と大佛のことが結構好きでは?:「そうであってほしい」という声が、SNSにありました。ORDERの3人の掛け合いを楽しむ声(27・28巻の感想)の延長で、2次元オタクも同じ気持ちです
- ししおさの日常:SNSには、大晦日の商店街で、大掃除をきっちりして店じまいする大将と、初詣に連れ立って、甘酒を飲み、常連に話しかけられる神々廻と大佛を想像する人がいました。ハロウィンは、大佛が「用意してくれたから全部私のもの」と、お菓子をぜんぶ取りそう、という妄想もあります
- 動物にたとえたら:南雲は、短足の美人猫。神々廻と大佛は、日本固有種の大きい犬、またはポメラニアン。そんなたとえをする人もいました
- 篁が、もしスラーの中にいたら:「斬り合いの瞬間に、スラーの人格が篁だったらいいのに」という声がありました。扉絵に篁が描かれていないことを気にする声や、「篁がいなくなって読む気が減った」という声もあり、篁の存在の大きさを感じます
実写映画で見る、キャラの関係|ファンの声
実写映画は、10月末から配信が始まって、SNSの感想が集まりました。シン(高橋文哉さん)がハマりすぎて「映画のメインのよう」と語る声が約8件、神々廻(八木勇征さん)がかっこいいという声が約6件、神々廻と大佛が並ぶと美男美女という声が約3件ありました。いっぽうで、ルーと平助が最初から店にいて、登場の流れがないことに、原作との違いを感じる声も約4件ありました。相関図は、実写から入った人にも、使える整理だと思います。
相関をエピソードで見る|登場の巻とアニメの話
組織やキャラが、原作・アニメのどこで登場するのかを、公式の巻の紹介とアニメのサブタイトルでまとめます。
- 坂本商店とラボ:アニメ第8話「坂本商店 VS LABO」。原作4巻で、坂本商店・殺し屋軍団・ORDERの3者が集まります
- 平助:アニメ第6話「マシモ ヘイスケ」。坂本を狙う狙撃手として登場し、のちに坂本商店の仲間になります
- 京(カナグリ):アニメ第18話「カナグリ」。第2期のJCC編でも、坂本と戦います
- JCCとシン、坂本:アニメ第19〜22話(三次試験〜潜入作戦の決行)。原作8〜9巻のJCC編入試験の話です
- X(スラー)とORDERの戦い:原作6〜7巻。最凶死刑囚、ORDER、坂本商店の殺し合いと、坂本とスラーの対峙が描かれます
- JCC潜入と京都任務:第2期(2027年1月)の内容。原作10〜12巻です
- 若き日の坂本・南雲・リオン:原作13巻から。JCCの超問題児だった3人が、有月と特別任務に向かいます
- 新生殺連:原作24〜28巻。スラー一派と行動を共にするORDERが登場し、坂本商店が襲われます
アニメの各話の見どころは、サカモトデイズの重要回まとめで、1期の続きの原作の範囲は、サカモトデイズのアニメの続きは何巻から?で紹介しています。
生きているキャラ・亡くなったキャラ|公開済みの話で確かなもの
相関図を見る人が気になるのは、誰が生きているのか、です。公開済みの話や公式の紹介で、確かなものを紹介します。
- 赤尾リオン:ジャンプ公式の人気投票のページでは、「有月と交戦後死亡」と書かれています。ただし、スラーの中に、リオンの人格が現れる場面があります
- 南雲:275話で、スラーの攻撃を受けて、死亡したと描かれました。ただし、生死の描き方は、国内と海外で受け取り方が割れています
- 篁:167話で、有月に両断されました。生死をはっきりと示した公式の紹介は、見つかっていません
ほかのキャラの生死は、これからの展開で変わる可能性があります。最新の状況は、サカモトデイズの281話のネタバレ最新話で、発売後に確かめて、更新していきます。
サカモトデイズの相関図まとめ
- 組織は、殺連・ORDER・X(スラー)一派・坂本商店・JCCの5つ
- ORDERは、殺連直属の特務部隊。JCCは、殺し屋を養成する別の機関
- 原作24巻から「新生殺連」ができて、ORDERの立場が分かれる。関係は時点で変わる
- 坂本商店は、坂本・葵・花を中心に、シン、ルー、平助が仲間
- ファンは、「ししおさ」や、JCC時代の3人など、矢印にない関係も楽しんでいる
あわせて読みたい
※ 読者の声は、SNSや感想サイトなどに寄せられた感想を、意味を変えずに言い換えて紹介しています。
相関については、「誰が殺連で、誰がスラーで、誰が味方なのか分からない」という声が、SNSなどでたくさん見られました。また、読者の質問の場では、誰が生きていて誰が亡くなったのかを知りたい質問がいちばん多く見られました。組織の関係は、原作の途中で大きく変わるため、時点を分けて整理しています。
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作品データ
key visual| タイトル | SAKAMOTO DAYS |
|---|---|
| 放送時期 | 2027冬 |
| 原作 | 鈴木祐斗 |
| 連載 | 週刊少年ジャンプ(ジャンプコミックス) |
| 既刊 | 28巻 |
| 制作会社 | トムス・エンタテインメント |
| ジャンル | バトル・アクション |










