
赤尾リオンは、公式の紹介では「有月と交戦後死亡」とされています。それでも、読者の心の中では、まだ生きています。19巻でスラーの中に人格として現れたときの、あの「本物そのまま」の空気が、忘れられないからです。この記事では、リオンの生死を公式の紹介で整理しながら、ファンの声と、2次元オタクの妄想も交えて、「リオンが生きてほしい」と思ってしまう理由を語ります。原作280話までのネタバレを含みます。
赤尾リオンは生きてる?公式の紹介ではどうなっている?
まず、事実から。公式の言い方は、時期によって違います。
- 第2回人気投票のページ(2024年秋):「坂本と南雲のJCC同期。有月と交戦後死亡」。はっきりと「死亡」と書かれています
- アニメ公式サイトのキャラクター欄(第1期の時点):「現在、行方をくらましており、姪の赤尾晶が捜している」。死亡とは書かれていません
- 第3回人気投票のページ(2026年):「坂本と南雲のJCC時代の同期」。「死亡」の言葉は、ありません
原作の公式の紹介では、リオンは亡くなっていて、人格だけが、スラー(有月)の中に現れる、と読めます。ただ、公式の言い方が揃っていないことが、「もしかして」という気持ちが残る理由の1つです。
リオンは、なぜこんなに愛されるのか|場面で振り返る
リオンが愛されるのは、「死んだ悲劇のキャラ」だからではありません。13〜14巻の過去編に出てくるリオンが、とにかくカッコよくて、おかしいのです。
- 買い物をしながら、殺し屋をさばく:服を選んでいるふりをして、店員や客に混ざった殺し屋を片づけていく。日常とアクションが同時に走る構図が好き、という声があります
- 手榴弾が転がってきた場面:坂本は車のドアを突き破って爆風をかわし、リオンは、バイクのミラーを地面にこすって、その火花でタバコに火をつけます。「やることがおかしすぎて、カッコいい」と、読者が声をそろえる名場面です
- 坂本・南雲・リオンの3人の空気:互いに信頼し合っているのが分かる、と評判です。「3バカ」と呼ばれ、「一生推せる」という声が、何度も出ています
ファンの言葉では、リオンは、「メロい姉さん」。目が眩むほどカッコいい、生き様ごと爆イケ、という声が並びます。強い女の子が多いサカデイの中でも、リオンは、別格の「姉御」です。
19巻・20巻|人格として現れたリオンに、読者は泣いた
19巻で、致命傷を負ったはずのスラーが豹変して、赤尾の人格が現れます。本物そのままの言動に、坂本と南雲は戸惑います。ファンの感想は、「学生時代の3人の空気が、そのまま戻ってきて、懐かしい」でした。
リオンの人格が、「有月を殺せ」と言うのに、南雲がためらう場面では、「3人でいた時間が、それだけ楽しかったのだと思うと、泣けてくる」という声があります。南雲がORDERを外れるのは切ないけれど、選んだのが、こちら側だったことに人間味を感じて好き、という声もあります。
20巻では、リオンの人格が、有月との最後の日々を語り始めます。「リオンと有月の過去が切なすぎて、泣いた」「普通に幸せに暮らしてほしかった」という声が、たくさん見られました。人を殺すのをためらうほどだった有月が、初めて殺したのがリオンで、たがが外れた。そう受け取った読者は、胸が痛んだようです。リオン本人が、「自分たちは、有月の記憶が作った人格にすぎない」と語る場面は、「救えない」と言われています。
「生きてる」を3つに分けて考える
- 肉体として生きているか:公式の紹介では、死亡です
- 人格として生きているか:19〜20巻で、スラーの中に現れます。ただし、リオン本人は、「有月の記憶が作った人格」と語ります
- 人の心の中で生きているか:南雲、晶、坂本、有月、そして読者の中で、リオンは生き続けています
2次元オタクは、人格は、リオンそのものではなく、有月の中に残ったリオンの記憶と思い、という見立てです。ただし、その「記憶と思い」が、あれほど本物らしく動くことが、リオンという人の強さだと感じます。
【ここから妄想】もしも、リオンが生きていたら
ここからは、公式とは関係のない、ファンの妄想の時間です。読者の声から、よく出てくる「もしも」を集めました。
- 「よ!」と戻ってくるリオン:リオンが「よ!」と軽く手を上げて戻ってきて、晶の頭をなでる。有月の頭も、南雲の頭も、わしゃわしゃとなでる。そんな結末を願う声が、約3件ありました
- 南雲が、リオンに会う:南雲が死の淵に立って、そこでリオンに会い、「まだこっちに来るな」と言われる。そんな展開を期待する声が、約4件。(南雲の最新の状況は、本誌で確かめてください)
- 有月の手を、坂本が引く:リオンを失った瞬間から、時が止まった迷子の子供のような有月。その手を、坂本が引く幕引きが似合う、という声があります
- 悪ガキ4人の、平和なJCC:坂本、南雲、リオン、有月の4人が、学園ものの世界線で、ただ笑っている。そんなイラストや、二次創作が、SNSには、たくさん流れています
「逃避行をしなかった世界で、有月とリオンが、ふつうの友達になる」という二次創作や、「逃避行中の日常を、永遠に見ていたい」という声もあります。みんな、リオンと有月に、幸せになってほしいのです。
赤尾リオンの生存説が消えない5つの理由
- 公式の紹介が揃っていない:「死亡」と書く紹介と、「行方をくらましている」と書く紹介があります
- 人格が、本物そのままの言動で現れる:公式も、「本物そのままの言動」と紹介しています
- 肩書きから「死亡」の言葉が消えた:第3回人気投票では、「JCC時代の同期」とだけ書かれています
- 懸賞金など、謎が残る:坂本にかけられた懸賞金に、リオンが関わっているという説があります。ただし、公式の紹介では確かめられていません
- ファンの「生きていてほしい」という気持ち:「リオンの死を受け入れられなくて、漫画を先に進められない」という声さえあります
ファンの言葉で見る、リオンという人
ファンは、リオンを、いろいろな言葉で呼びます。
- 「メロい」「メロメロになる」:色気と、カッコよさへの惚れ込み
- 「聖域」:有月とリオンの2人を、触れてはいけない尊い場所と呼ぶ
- 「情報の湿度がすごい」:3人の過去の、感情の重さと細かさ
- 「赤いオリオン」:リオンの名前をベテルギウスに重ねて、「いなくなっても、坂本と南雲の心の奥で、赤く輝いている」と読む、こじつけ(笑い混じり)
誕生日の10月21日には、お祝いのイラストやコスプレが集まります。連載6周年の人気投票でも、リオンへの投票報告が、たくさん流れました。亡くなっているのに、いちばん愛されているキャラの1人。それが、赤尾リオンです。
リオンは、これから登場する?|アニメ第2期と、殺道
アニメ第2期(2027年1月)の公式のあらすじには、「若き日の坂本、南雲、リオン、そしてX(スラー)の因縁が今、明かされる」と書かれています。13巻から始まる過去編で、リオンは、回想として登場するはずです。「13・14巻の過去編を、早くアニメで見たい」「リオンが動いているのを見たい」という声が、すでに出ています。
リオンの技「殺道」は、本誌で、晶が受け継ぐのでは、という見方があります。「殺道は、自分が殺される道も見える。だから、上終の弾を外す正解が分かって、力を抜けるのかも。極限でも鼓動が落ち着いていたリオンを思い出す」という解釈も出ています。リオンは、亡くなったあとも、戦いの中に生きています。
赤尾リオンのプロフィール(公式)
- 坂本・南雲と並ぶ、JCC時代の問題児。殺し屋としての実力は圧倒的
- 声優は、能登麻美子さん
- 姪の赤尾晶が、リオンの行方を捜している
- 誕生日は10月21日(公式Xの投稿)
スラー(有月)との関係は、サカデイ スラーの正体で、南雲との関係は、赤尾リオンと南雲の関係で、語っています。
サカモトデイズの赤尾リオンの生死まとめ
- 公式の紹介では、リオンは「有月と交戦後死亡」。肉体は亡くなっている
- 19〜20巻で、人格がスラー(有月)の中に現れ、読者を泣かせた
- 生存説が消えないのは、公式の紹介が揃っていないことと、人格が本物そのままの言動で現れるため。そして、読者が、生きていてほしいと願うから
- 2次元オタクの見立ては、人格はリオンの記憶と思い。でも、その思いの強さが、リオンの魅力
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※ 読者の声は、SNSや感想サイトなどに寄せられた感想を、意味を変えずに言い換えて紹介しています。
リオンについては、「生きていてほしい」という声が、SNSで多く見られました。19〜20巻の感想では、過去編の3人の空気が戻ってくる切なさ、有月とのやりとりが救えないという声が目立ちます。「リオンが生きていたら」を描くファンの二次創作も、たくさん流れています。
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作品データ
key visual| タイトル | SAKAMOTO DAYS |
|---|---|
| 放送時期 | 2027冬 |
| 原作 | 鈴木祐斗 |
| 連載 | 週刊少年ジャンプ(ジャンプコミックス) |
| 既刊 | 28巻 |
| 制作会社 | トムス・エンタテインメント |
| ジャンル | バトル・アクション |










