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ネタバレなしのあらすじ
物語の世界では、魔法は生き物として存在しています。試練を乗り越えて魔法を狩り、自分の力にした人たちは「魔女」と呼ばれています。
ある日、人里離れた山の奥で、「王の魔法」と呼ばれる恐ろしい魔法と、腕の立つ魔女デスカラスが激しく戦っていました。
その戦いに割って入ったのが、山で暮らす狩人の少年イチです。魔女とも魔法とも縁のなかったイチは、この出来事をきっかけに魔法の世界へ足を踏み入れます。
イチは、狩人として身につけた知恵と行動力で魔法に向き合い、魔女たちの世界の当たり前を変えていきます。
原作の読者の反応は、「絵がきれい」という声が多く、魔法が生き物という新しい世界観や、狩人ならではの考え方で動くイチ、デスカラスの強さと面倒見のよさがよく話題になっています。いっぽうで、イチや魔女たちが強すぎると感じる人や、最初の1〜2巻はあまりハマらなかったという声もあります。王道の少年漫画が好きで、少し変わった設定の冒険ものを読みたい人に向いている作品です。
魔法が「獲物」になる世界を、狩人の目で読み進める
魔法ものの漫画では、魔法を呪文や生まれ持った才能として描くことがよくあります。『魔男のイチ』では、魔法が一種の生き物として世界に棲んでいて、それを手に入れるには狩りのように挑む必要があります。この「魔法を狩る」という発想が、物語の土台になっています。
主人公のイチは、魔女の世界とは縁のない、山育ちの狩人です。読者はイチと同じ立場から、魔女たちの決まりごとを少しずつ知っていくことになります。山の暮らしで培った狩りの知恵を、魔法を相手にどう使うのかも読みどころです。
物語は西修さん、絵は宇佐崎しろさんが受け持つ、原作と作画の2人体制で描かれています。2025年には「次にくるマンガ大賞2025」のコミックス部門で1位に選ばれました。設定から作り込まれたファンタジーを、主人公と一緒に一歩ずつ知っていきたい人に向いています。
『魔男のイチ』の漫画は何巻まで?
原作は西修さん、作画は宇佐崎しろさんによる漫画です。集英社の『週刊少年ジャンプ』で、2024年の41号から連載されています。
コミックス(ジャンプコミックス)は10巻まで発売中で、最新の10巻は2026年10月2日(金)に出ました。11巻は2026年12月4日(金)に発売予定です。少年ジャンプ公式サイトで試し読みができます。
